スズキ アルトワークスRS−Z


(平成7年式、HA21S、2WD、AT)


(2002年11月13日納車)

↑このあどけない表情とは反して実に攻撃的な走りを見せる!



この度、諸事情により中古にて軽自動車を購入する事になり、色々と悩んだ挙句これにしました。
(ホンダ・フィットはそのまま有ります)
初め、「アルトワークス(現在は廃版)」というといわゆる「CN21型」のイメージが僕の中では強く、この形で探してい
たのですが、 調べてみるとパワステが設定されていない事に気付き(2WDツインカムターボの場合)、尚且つトルク
が後継モデルのHA21(僕のヤツ)の方が 2kg・m/rpm程太い。
更によ〜く見るとエンジンそのものが新設計となっていた。(F6A→K6A)
F6Aはカム駆動にタイミングベルト(ゴム製)を採用しているのに対し、K6Aではタイミング・チェーン(金属製)を採用
している。その為、軽カーのスポーツモデルに付き纏う「タイミングベルト切れ」の不安は無くなった。
と言う事で今度はHA21型の中から探す事に・・・・(^^ゞ
オールアルミ製DOHC12バルブ・インタークーラー・ターボエンジン。う〜ん、なんと気持ち良い響き(爆)


↑K6A型エンジン

同じRS−Zでも2駆と4駆があるのですが、4駆になると40キロも車重が増えてしまう(2駆はAT、4駆はMTの場合)ので、あえて 2駆を選択。
(ここ静岡ではめったに雪は積もらないですし、少々の雪ならFFでも充分ですし)
また、ブレーキには前後ディスクブレーキを採用。 ちなみに「アルトワークスの後継モデル」とも言われているスズキ「Keiワークス」は 同じA
Tの2WDでは120kgも重くなってしまった。
(アルトワークス→670kg、Keiワークス→790kg)120kgと言ったら中学生くらいの子を3人乗せた位増えてる事に なる。この差
はでかい!(爆)。このあたりがいまだに「アルトワークス・ファン」が多い理由かもしれません。

ミッションについては、当初「絶対マニュアル!」と思っていたのですが(事実、今まで乗った軽自動車のATのフィーリン
グは最悪なのばかり・・・)ショップの社長さんが「ATでも全く違和感無いですよ。」の言葉に騙されたつもりで試乗すると・・・。

と言うことで「走り」の方ですが、これが「凄い!!」の一言(驚)。僕は今まで「フルチューン・スカイラインRSターボ」
「ワークスチューン(爆)・S13シルビアK’s」「フェアレディZ(Z32)」「ポルシェ944ターボ(後期型)」と乗り継いできたの
ですが、そんな僕でも(?)全く不満の無い加速感!またエンジンそのものが小さい為か、取り回しがコンパクトなのか、
レスポンスが非常に良い。重量級スポーツカーに有りがちな、アクセル踏んで一呼吸おいて加速するのではなく、瞬時に
加速する感じです。0キロ〜100キロまではあっという間ですね(笑)特に中間加速は素晴らしく、40〜60km/h走行中か
らの追い越し時には鋭い加速と共に一瞬で前車を追い抜いてしまいます。
また、4速オートマ(オーバードライブ付き)との相性もバッチリで、かえって1速当たりの速度域が狭い軽のマニュアルミッションよりも
オートマの方が一速当たりの速度幅が広く、シフトロスも無い事から直線だけなら速いかもしれません(笑)。
「走る軽」のシフトチェンジは忙しいですからね(^_^;)







続いてインテリアですが、インパネ廻りはいかにも「軽自動車」って感じです。しかし、シートがすっごく良い!
丁度、腰の辺りと横腹(?)を包み込むようにホールドしているので体がぐらつかず、腰も痛くなりません。
以前乗っていたポルシェのシートによく似ています。今まで乗った国産車の中で一番良いかも!(爆)
ステアリングに関しては、軽自動車にしては形状などに拘りが見られますが、やはり軽のハンドルって感じですね。
これは早急に交換したいところです。

と言う事でステアリングを自分で交換してみました。

以上、結論として「こいつはタダものではない!」です。正直、ポルシェ時代に狭い峠道などでアルトワークスに
勝負を挑んだりしなくて良かったと思っているほどです(^_^;)
重量級スポーツカーにお乗りの皆様、「軽」だからといってナメてかからないように(笑)。
全くのノーマルでこれ程のパフォーマンスですからタービン、マフラー、ブーストアップ、足回りetc、、、のチューンド・アルト
ワークスだとしたら・・・・(怖!)

余談ですが、僕がこれを購入したY店はとてもサービスの良いお店で、契約後の整備、点検は勿論なのですが、ポリマー
シーク加工まで施してくれる。(これらは全て無料で、契約時に整備費は取られない)
一週間掛けて、整備、クリーニングされた後の車体は先週見た時とは全く見違えるほどピッカピカになっていました。
しかも、試乗時には5分山程あったタイヤも新品に交換、ブレーキパッドも半分程残っていたのに新品に交換。
そして引渡し時に4スピーカーのうち、フロント右のスピーカーから音が出ていない事が判明し、時間が少し掛かると言うこ
とで、私達は食事に行っていたのですが、帰ってきてビックリ!社長さん曰く「一応直ったのですが気味が悪いので、コンポ
をケンウッドの新品に交換しました。」(驚!!)ホントだ〜!ケンウッドの新製品が付いてる〜〜!!(爆)
その他、3ヶ月間の保証や6回までオイル交換(SL規格)無料等など・・・。


↑この目がカワイイ?(笑)

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