Pallo グループヘッド・ブラシ

Pallo Coffee Tool Espresso Machine Brush





<Photo :とんかつサンド>            


【グループヘッド・クリーニングの必需品】
エスプレッソマシンを使用した後のメンテナンスにおいて、グループヘッド(抽出ユニット)のシャワースクリーン周りのクリーニングは絶対に欠かす事
の出来ない大切な作業だ。
この場合、シャワースクリーンの表面やグループヘッドの口元周りの部位に関しては適当なブラシやクロスなどでもクリーニングすることはできる。
しかし、ポルタフィルターと圧着するゴムパッキン周辺部は狭くて深い位置にあるため、普通のブラシでは届かず、クロス等でもしっかりとクリーニング
することは難しい。
そのために、20〜30mmの長さの耐熱ブラシが直径1cm前後に束ねられている形状をしたグループヘッド専用のブラシが存在している。

このグループヘッド専用ブラシであるが、粗悪なものは洗浄中に熱湯がブラシを持つ取っ手部分にまで垂れてしまい、とても熱い思いをすることがある。
(マシンに付属されているブラシが概ねそんな感じ)

今回、僕が入手したブラシは首周りに複数のリブがあるため、熱湯を排出させながらの洗浄を行っても手元にまで熱いお湯が垂れてくることが無い。
また、親指の掛かる部分に窪みを設けることでしっかりとブラシがホールドできるので、安定性に優れ、とても使いやすい。

ブラシの部分はねじ込みによる着脱式になっており、交換することが出来る。
ちなみに僕は同じブラシパーツを3ヶ月ほど使い続けているが、今のところはまだ交換の必要を感じていない。

本製品独自の特徴として、ハンドル端部がグループヘッドクリーナーの計量スプーンになっており、このスプーン擦り切り一杯の量がちょうど2グラム
になる。
また、ブラシヘッドの背面には細いピンが立っているのだが、これはスチームノズル穴の詰まりを掃除する際に使うピンのようだ。
(画像では保護キャップが被せられている)

以上、特にこの製品に限ったことではないが、エスプレッソマシンを購入する際には必ずグループヘッド専用ブラシも併せて購入しておくことを強くお
勧めするとともに、購入の際には熱湯が手元に流れてこないような形状のものを選ぶようにしたい。
ちなみに、こちらは日本国内でも1,000円程度から購入出来るようだ。
(記:2012年7月19日)






↑ちなみにシャワースクリーン面のクリーニングには、100円ショップに売っている画像上のシューズ用ブラシを使用している。
 こちらはまるでシャワースクリーンをクリーニングするために設計されたかのような使いやすさで、お湯も手元に垂れてこない。
 今のところ、シャワースクリーン面のクリーニング用途としては、このシューズ用ブラシよりも使いやすいブラシには出会えていない。
 こちらは地元のSeriaという100円ショップに売っていたもの。


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