カプチーノカップについて





<Photo :とんかつサンド>    (2015年8月9日内容更新)


<カプチーノ専用カップの重要性>
皆さんは、カフェラテやカプチーノを飲む際にどのようなカップを使用しているのだろうか?勿論、自分が気に入ったデザインやブラン
ドなど、何を使って飲もうが個人の自由ではある。
しかし、それがカプチーノには適していないカップであるが故に、カプチーノ本来の美味しさを大きく損なっているとしたら、、、。

カプチーノというものは、泡の部分と液体の部分が同じ割合で口の中に入るのが良いとされている。カプチーノカップはそれを実現す
る為の形状に設計されている。また、抽出温度やフォームドミルクの温度が低めになっているのを補うためにも保温性を良くするため
に他のカップよりも肉厚になっている。
それだけではない。カフェラテやカプチーノは30ccのエスプレッソ・ソロに120cc前後のスチームド(フォームド)ミルクを注ぐのが定番レ
シピとなっているのだが、これらをカプチーノカップに注ぐと丁度カップのフチ面ギリギリ1杯になる容量になっている。
また、ラテアートを描く際には、良い感じにカップ内にミルクの対流が起きるように絶妙な曲線がつけられている。

僕が愛用しているイリーのカプチーノカップの場合、カップのフチに程よい丸みが付いており、これが瓶コーラの飲み口にも似た感触
で心地良く、とても気に入っている。
(記:2009年1月24日)


【↓2012年11月22日追加情報↓】(最近のお気に入りカップ)


僕はこれまで、カプチーノ&カフェラテには上で紹介したイリーのカップを使い続けてきたのだが、ここ数ヶ月前から違うカップがお気に入り
になっている。
それがRW (RattleWare) ラテアートカップ 8oz(240cc)だ。
イリーのカップよりも底面が広く、立ち上がりの曲線が緩いため、テーブルに置いた際にイリーカップよりも安定感がある。
また、カップ容量もイリーが200ccで若干もの足りないと感じた事があったのに対し、RWカップは約240ccと若干大きいため、量的にも丁
度良い感じ。
ちなみにミルクピッチャーのページにて、僕の下手糞なラテアートの動画をアップしているが、そこで使用しているカップがこのRWラテカッ
プだ。
しかし、僕が写真のカップを購入直後、RWブランドであるこのカップが販売中止になってしまい、代わりに全く同じものが「Coffee House
Collection」というブランド名(?)で販売(値段は1,000円程度)されている。


↑RattleWare版


↑Coffee House Collection版


【↓2014年2月15日追加情報↓】(FAC社製 ACF 58B La marzocco Cappuccino )


今回新たに紹介するのは、イタリアFAC社製の「ACF 58B La marzocco Cappuccino」。
カップ容量は約220ccで、カップ表面には「LA MARZOCCO」のロゴ入り。
このFAC社とは、イタリアにて業務用の飲料用グラスやカップなどを製造していたメーカーで、このLa marzoccoのロゴ入りカップのように、
様々なブランドのOEMメーカーとしてカップを製造してきたことや、世界中のカフェなどでも使用されていたこともあり、このカップのファンは
多い。
しかし、いつしかこのACFカップが廃盤になってしまったらしく、日本国内ではここ最近で急に品薄状態になり、ネットショップなどでも、なか
なか売っているところを見つけるのが難しいようだ。
ただし、その検索範囲を海外にまで広げてみれば、まだまだ取り扱っている店は多く、無地の白色やパステルカラーなどがおおよそ6客セ
ットで6,000円〜8,000円程度で販売されている。

実は僕自身、このFAC社のACFカップに対して全く頓着が無く、ただ単にLa marzoccoのカップとして入手したところ、それがたまたまACFカ
ップであっただけのことだ(苦笑)
まあ、使ってみても普通のカップだけどね(苦笑)


↑カップの底には「ACF」のロゴ。



【↓2015年8月9日追加情報↓】(Starbucks First Store Mug Cup スターバックス 1号店限定 12oz マグカップ)


今回はカプチーノカップではないが、おまけとしてご紹介したい(苦笑)

これは、米国シアトルのパイクプレイス・マーケットにある、スターバックス1号店にて2012年から限定発売されているマグカップ。
限定発売と言う事もあり、一号店だけでしか販売しておらず、しかも、同時に一人1個までしか購入する事ができない。

僕の友人の娘さんが国際線のキャビンアテンダントをされており、度々スターバックス1号店を訪れているという事で、
お願して買ってきて頂いたもの。


↑容量は12oz(約355mi)だが、数字から想像するよりも大きく感じる。
 現地では10.95ドルで販売されているようだ。





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