MOTTA ノックボックス / GRINDENSTEIN(グラインデンステイン) ノックボックス





<Photo :とんかつサンド>            

左:Grindenstein、右:MOTTAのノックボックス。
  大きさ比較用として、58mmのタンパーを置いてみた。

【ノックボックスとは?】
エスプレッソを抽出し終えた後のフィルター内に残っている豆カスを処分したい場合、ポルタフィルターにコーヒー粉を詰め込むタイプのエスプレッソマシ
ンではフィルター内にかけられた高い圧力によって豆カスは強く押し固められているため、フィルターをひっくり返して振る程度ではビクともしない。
そのため、小型のゴミ箱のような容器に設置された棒にポルタフィルターを叩きつけ、その衝撃によって豆カスを叩き落すのが一般的な処分方法。
この時に使用する、豆カス処分専用のゴミ箱のような容器をノックボックスと呼ぶ。
上記のようなエスプレッソマシンユーザーには必需品と言っても良いだろう。

今回紹介するのはグラインデンスタイン(Grindenstein)とMOTTAの二つ。

グラインデンスタイン(Grindenstein)のもの(トップ画像の左)は、コンパクトで可愛いデザインとお手ごろ価格から結構な人気アイテムとなっている。
底面にはシリコンゴムが貼られており、ポルタフィルターを叩きつけてもズレる事がない。
全自動食器洗い機に入れて洗う事もできるため、手入れもラクだ。
但しコンパクトである一方で、E61などの大型のポルタフィルターでは若干窮屈でもあり、容器の縁にぶつけない様に気をつけて扱う必要がある。

上記のコンパクトなデザインのグラインデンスタイン(Grindenstein)に対し、実際にプロの現場でも使用されている本格的(?)なアイテムがMOTTAの
ノックボックスだ。(トップ画像の右)
こちらはズッシリとした重さと広い開口面積によってそう簡単に叩き損じる事も無く、安心してポルタフィルターを叩きつける事ができる。

国内での販売価格はグラインデンスタインが3,000円〜4,000円、MOTTAが7,000円〜10,000円程度で売られているようだ。
(記:2012年10月7日)



↑E61用の本格的なポルタフィルターの場合、グラインデンスタインではちょっと窮屈?



↑MOTTAの場合は大きさに余裕があるので安心して叩きつける事ができるが、反面、それだけ広いスペースを要する。



↑どちらも底面には滑り止めが貼られている。


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