オーディオテクニカ インナーイヤーヘッドホン ATH-C500S

audio-technica ATH-C500S






(撮影:とんかつサンド/しまじろう)



(注:下記のレビューはあくまでも私が個人的に感じたものであり、その感じ方には個人差があることをご理解願います。)

【価格は安いが馬鹿にできない音質】
カナル型に馴染めないことから、とりあえずインナーイヤー式として価格もそこそこのオーディオテクニカのC500を買ってみた。

先ず、手にとってみた感じとしてはコードにコシが無く、見た目にも安っぽい(苦笑)
しかし音質そのものは決して安物と言う感じではなく、全域にわたって厚みを感じる。
いわゆるドンシャリというタイプではなく、全体的にフラットであるが決して物足りないという感じではない。ただ、高域も気持ち
控えめなセッティングになっているので、音源によっては篭った音になってしまうこともある。
人によってはメリハリが無く、ヌケの悪い音に感じられてしまう事もあるかもしれない。

次に気になる点として、まず冒頭にも書いたようにコードにコシが無いために常によれよれな状態になっており、落ち着きが無い。
また、タッチノイズ(コードに触れる事により、イヤホンに共鳴して発せられるノイズ)も大き目で、不意にコードに触れてしまった際
にはちょっと気になる。
音漏れは若干あるものの、適度な音量で聴いている程度なら電車内などでもギリギリ使用に耐えられるレベルだろうか?
他には、本体に足(?)が無いために着脱や向きの調整が若干やりにくい。
しかしまあ、実売で1500円以下であることを考えれば十分だろう。
ちなみにイヤホンを耳に入れたまま横になっても枕に引っ掛からないので、夜寝る時用のイヤホンとして現在も活躍中である。
(記:2009年11月10日)

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