地デジ電波増幅器 MASPRO UHFラインブースター UB18L-P

〜地デジの受信レベル改善の強い味方!〜





(以下のレビューは、あくまでも我が家の地デジ視聴環境での改善結果であり、それぞれの環境の違いによって改善結果に差があることをご理解願います。)

<Photo :とんかつサンド>



【地デジの信号低下に悩まされ続けて約10年・・・】
我が家は、昔からTVの映りの悪さに悩まされ続けてきた。
天気の良い日は何とか全てのチャンネルが正常に映るのだが、それでも時々ブロックノイズが発生したり、雨降りの日など、条件
の悪い場合は全く画面が表示されない状態になる事もあった。
そんな生活が約10年以上も続くと、半ば諦めモード的な一面もあったのだが、今回ようやく重い腰を上げ、地デジ受信電波改善作
戦を実行することにした。

とりあえずは適当なブースターを求めて近所の家電店に足を運んでみるが、値段的には概ね1万円程度で売られており、本体も結
構大きなものばかりで、もしも1万円も支払って全く効果が得られなかったらと躊躇してしまい、結局購入するには至らなかった。

そこで、ネットにてブースターについて調べてみたところ、マスプロ電工の「UHFラインブースター UB18L-P」という製品がとても小型
で販売価格も2,900円程度と安価な割りになかなか評判が良い。
ということで早速このUHFラインブースター UB18L-Pをamazonにて注文してみた。

そして後日、届けられた本品を実際に見ると、想像通りのコンパクトさであり、これで本当に地デジの受信状態が改善されるのか?
と大いに不安になりつつも、早速設置作業を開始してみる。

製品構成としては大きく分けて、ACアダプター、電源部、増幅部の3つのパーツで構成されている。
ちなみに、いかにも本体部品っぽい雰囲気をした、白くて四角いパーツが電源部で、その下にあるクロームメッキされた、メンターム
薬用リップくらいの大きさをした、接続アダプターっぽいパーツが増幅部本体となる。(下の画像参照)
黒いゴム製のマジックみたいな形をしたものは、増幅部を屋外に設置する場合に使用する防水キャップだ。



↑左上の白くて本体っぽいパーツが電源部、その下のクロームメッキパーツが増幅部だ。


増幅部と電源部を直結させた状態で屋内に設置しても良いし、電源部だけを屋内に設置して、増幅部側を屋外に設置されたアンテナ
本体の接続端子側に切り離して設置してもOKだ。(電源部と増幅部間の最大距離は100メートル以内とのこと。)

設置はいたって簡単で、アンテナ線の間に増幅部と電源部を割り込ませるように繋げ、電源部にACアダプターを接続させるだけ。
ただし、増幅部に関してはできるだけ電波の強い部分に設置した方がより効果的であるらしく、増幅部も屋内に設置する場合はテレ
ビやレコーダーに近い位置よりも、壁に設置されたアンテナ端子に近い方がベストということのようだ。

例えば我が家の場合、壁アンテナ端子→2分配(TV & レコーダー側とPCチューナー側)→更にそれぞれを2分配(?TV、?レコーダ
ー、?PCチューナー1、?PCチューナー2)している場合は、壁端子と最初の2分配の間に増幅部を設置するのがベストということにな
る。
ということで、僕の場合は増幅部と電源部を直結させて、壁端子から50cmほど伸びた位置に設置した。


【ブースター設置後の効果とは?】
で、一体どれほどの改善効果があったのか?についてであるが、メインデスクトップPCにセットされているパソコン用TVチューナーボ
ード、PT2と、視聴・録画用ソフト TVTestによって受信レベル(C/N比)を確認してみた。
ちなみにC/N比値の目安としては下記のようである。

・20dB未満→視聴不可
・20〜25dB→決して良条件とは言えないが、とりあえず視聴は可能
・25dB超→良好受信状態

以上のようになっている。

我が家の場合、本製品(UB18L-P)設置前は概ね22dB〜25dB程度で、何とかギリギリの電波レベルで地デジ放送を受信できていた
状態であった。
ところが、本製品(UB18L-P)を設置した後では35dB〜40dB程度にまで受信レベルが向上していた(驚!)

これまでは天気の良い日であっても、1時間ほどTVTest上で地デジ番組を表示させていると少なくとも10〜20程度でエラーカウンター
が反応していたのに対し、UB18L-P設置後では、3時間ほど表示させてもエラーカウンターは「0」のままであった。

ということで、本製品(UB18L-P)を設置した後では絶大な改善効果が確認できた。
こんな事ならもっと早く設置しておくべきであった(苦笑)
(記:2013年12月7日)



↑増幅部と電源部を直結してセットした。





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