タミヤ ポータブル撮影スタジオ

<ネット掲載アイテム撮影の強い味方!>




<Photo :とんかつサンド>           


【ホームページの掲載アイテム撮影用に買ってみた】
僕がホームページを作成する上で、いつも悩まされるのがホームページ掲載アイテムの写真撮影だ。
特に家が広いわけでもなく、子供や犬がいるためになかなか撮影に適した場所を毎回確保するのが難しい。
というわけで、前から欲しかったミニ撮影スタジオを購入する事にした。
一口にミニ撮影スタジオといっても様々な商品が存在する中、タミヤのポータブル撮影スタジオが何となく使い勝手が良さそうなのでこれを購入した。

このタミヤ・ポータブル撮影スタジオは、アタッシュケースみたいな状態の撮影スタジオ本体の中に、バックスクリーンやディフーザースクリーン、ライト固定用フ
レームなどが全て収納されており、このまま持ち運びも可能。
但し、照明機器に関しては付属していないので、別途購入をする必要がある。

照明機器本体に関しては、とりあえずヤザワのクリップライトを2台と、同じくヤザワのフレキシブルクリップライトを1台の合計3台のライト本体を購入した。
ランプ本体については、タミヤでは60W型の蛍光灯の使用を推奨している。
しかし、明るいものを減光させることは容易でも、暗いものを明るくさせることは困難であり、光量に余裕があるに越したことは無い。
また、ヤザワのクリップライトには蛍光灯が付属していたのだが、出力が60W型であったことと、光の色が昼光色なので、撮影時に青色が強くなり過ぎてしまう
ことから昼白色の方が理想的。
以上のことから別途にTOSHIBA ネオボールZ 電球形蛍光ランプ 電球100Wタイプ 昼白色 EFD21ENを3本購入した。
実際、このランプはミニスタジオ撮影などでは人気の高い製品のようだ。

実際に物を見てみると、各部の作りが結構安っぽく、ケース(兼撮影スタジオ本体)そのものも簡単に割れてしまいそうだ。
特にケースを開ける際には、ケース周囲のツメがポキっといきそうで少々怖い(苦笑)
セッティングに関しては、最初の内はセッティング方法が判らない事もあり、少々時間が掛かってしまったが、慣れてしまえば5分〜10分以内にはセッティング
が完了してしまう。
しかし、ミニ撮影スタジオとしてはかなり考え尽くされた設計になっており、様々な被写体の形や大きさに応じてスタジオ本体の大きさも自在に可変させることが
可能。
フレームを支える4本の支柱は無段階に収縮調節させることができ、最長で上のトップ画像の2倍位にまで伸ばすことができる。
(トップの画像は最短状態)
これらの調整機能により、蛍光灯の光を拡散して和らげるためのディフーザーシートの高さやたるみ具合、角度なども色々と変える事ができるのだが、僕が知る
限り、これほど多彩な調整機能を備えているミニスタジオはこの製品だけだと思う。
殆ど多くの製品の場合、ドーム型や箱型になっている本体の上面や横面がディフーザーになっているため、構造上その高さや角度を変えることが出来ない。
その点、タミヤ・ポータブル撮影スタジオでは被写体に応じた理想的なライティングをセットすることが容易に可能だ。

ということで、今後はホームページ掲載アイテムの撮影場所で悩むことは無くなりそうだ(笑)
(記:2012年2月25日)


(↓タミヤ・ポータブル撮影スタジオによる撮影サンプル:Photo by とんかつサンド)















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