(注:下記のレビューはあくまでも私が個人的に感じたものであり、その感じ方には個人差があることをご理解願います。)
<Photo :とんかつサンド>
【ライフ・パステルの代車として】
先日、ライフ・パステルを6ヶ月点検に出した際、ちょっとした不具合が発覚したことで、このゼスト・スパーク(Gターボ:2009年式)を代車として
1日借りることになった。
その際に感じたことを簡単にレビューしてみたい。
ちなみに、ライフ・パステルのレビューは→こちら
まず、走り出して直ぐに感じるのは、その加速性の良さだろう。
ターボエンジンということもあり、低回転から余裕のあるトルクを発生し、実に乗りやすい。
僕が以前に乗っていたスズキ・アルトワークスは、どちらかというと中〜高回転に伸びを見せるタイプであったのに対し、このゼストは低中回転
域に太いトルクを発生するタイプだ。
これはアルトがツインカムエンジンであるのに対し、ゼストはワンカムエンジンであることからも理解できる。
実際の街乗りに関しては、明らかにゼストスパークの方が有利だろう。
そして次に、足回りとボディの高い剛性感に驚かされた。
ステアリングを切ってボディに横Gが掛かっている状態でも、ボディがたわむような感じはせずに、カッチリと曲がっていく。
また、ステアリングそのものもかなり重くなっており、過去に乗ってきたホンダ車の中ではトップクラスに重い。
僕にとっては心地良い重さのだが、女性にとっては重過ぎると感じられることもあるかもしれない。
パステルはノンターボエンジンということもあり、ゼストスパークの図太いエンジンパワーとの差は仕方が無いとしても、このゼストスパークの高
い剛性感は実に羨ましいと感じた。
車内に関してはライフパステルと同様に余裕のある広い空間となっており、身長180cmの僕が運転席に座り、ドライビングポジションを最適な状
態に調整したシート位置のまま、僕が運転席の後ろの席に座っても膝前には10cm以上の隙間がある。
ただ、ダッシュボード上面のセンター部に「インパネセンターアッパーボックス」と称する収納スペースがあるので、ポータブルナビゲーションを後
付けしたい場合には少々厄介かもしれない。
パステルの点検・調整が終わり、このゼストスパークを引き渡す際に上記のような感想を営業マンに告げたところ、皆が同じ感想を口にすると
のことであった。
僕がパステルを購入する前にこのゼストスパークに試乗していたとしたら、もしかすると今とは違う状況になっていたかもしれない(苦笑)
(記:2011年4月2日)
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