<Photo :とんかつサンド> (この記事はMazzer MINIのレビュー内容から抜粋編集されたものです。)
↑430グラム入りで定価は34ドル。
【グラインダークリーナーなるものを使ってみた】
僕が豆を挽く際にはMAZZER MINIというコーヒーグラインダーを使用しているのだが、このグラインダーは本体内にあまり粉が残らない傾向にある。
というのも、実はMAZZER MINI購入から2ヵ月後の年末にカッター内部を確認した事があるのだが、その時も内部は殆ど汚れていなかったのだ。
それを良い事に、それからの半年間、一度もカッター内部を確認していなかったのだが、今回、「URNEX(アーネックス)」というメーカーのコーヒーグライ
ンダー・クリーナー、「GRINDZ(グラインズ)」を個人輸入によって購入したので、検証ついでに内部を確認してみた。
この「GRINDZ(グラインズ)」の特徴とは、、、。
■小麦や穀物などの天然素材を原料とし、口に入れても安全。
■グラインダーの刃と容器を洗浄。
■フレーバーコーヒーのニオイと油をほぼ完全に取り除く。
■アメリカ及び国際特許申請中。
以上となっており、今回のようにコーヒーグラインダーを解体する事なく簡単に内部をクリーニングすることを目的としている。
また、従来のブラッシングだけでは不可能な、刃の表面に付着したコーヒー粉の劣化した油分や匂いまでも除去することができるという点が興味深い。
まずはカッター室の内部の汚れ具合を確認するためにバラしてみる。
解体方法は下記のとおり。
↑調整リング上面にあるプラスネジ?を、リング下面からネジ先端が見えなくなるまで緩める。
また、ホッパーを固定しているネジ?を緩めて豆ホッパーを抜き取る。
↑調整リングの隙間を簡単に測っておくと、組み直しの際に元のメッシュサイズの位置を見失う事が無い。
もしくは、現状から何回転でリングが外れるのかを数えても良い。
ちなみに僕の場合は、この位置から5回転でリングが外れた。
リングを時計方向に回す事で、調整リングが浮き上がって外れる。(逆ネジになっている。)
また、リングを外す際には内側にある円筒形状の部品も一緒に持ち上がりそうになるが、この円筒形状の部品は上刃であり本来は本体側に残るべき
部品である。
したがって、上刃は親指で押し込んで、調整リングだけを抜き取る事。
そして、リングを外した後に、円筒形状の上刃を抜き取る。
↑半年間、一度もお手入れされていなかった上刃(右)と下刃(左)。
確かにコーヒー粉は若干残ってはいるが、それほど酷く汚れているという程でもない。
この状態でブラッシングすることにより、両刃をクリーニングすることができる。
しかし、今回はあえてこの状態のまま組み直し、今回の目的である「URNEX(アーネックス)」のコーヒーグラインダー・クリーナー、「GRINDZ(グラインズ
)」を実際に試してみる。
↑一回に使う量は35〜40グラム。(画像は35.1グラム)
見た目はレモン味のラムネみたい(苦笑)
↑一回分をホッパーに放り込んで、普通に豆を挽くのと同じ要領でグラインドする。
↑普通では有り得ない色の粉が排出される。
↑グラインズによるクリーニング実施後の上刃(右)と下刃(左)。
勿論、ブラッシングは一切行っておらず、タブレットによるクリーニングそのままの状態。
確かに刃の表面に付着していた油分はキレイさっぱり除去されている。
尚、この後に普通のコーヒー豆を一回グラインドして、刃の隅々に残ったグラインズの白い粉を払い落とせばクリーニング終了。
また、若干の粉が残ったとしても、コーヒーの味と香りには影響を与えず、勿論、人体にも全く無害。
URNEXとしては月に一度の使用を推奨しているが、MAZZERの場合は3ヶ月か半年くらいのペースでも十分かなぁ?(苦笑)
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