＜Photo ：とんかつサンド＞
【やっと理想的なタイヤワックスにめぐり会えた】
僕は先日、こちらのページにてバケツ石鹸を使用したタイヤクリーニングについて記事をアップした。
この時は、タイヤのクリーニングと艶出しは別に作業をする方が良いとの事であったが、今回は、その艶出し作業について。
僕はクルマを所有してから今日まで、プラスチックパーツの艶出しにはアーマオールかクレポリメイトを使用していた。
タイヤのクリーニング＆艶出しには基本的に「ノータッチ」を使用していたが、時々はタイヤワックス代わりにクレポリメイトも使っていた。
しかし、長年タイヤにクリポリメイトを吹き付ける度に感じていた事として、クレポリメイトは水性であるが故にタイヤの表面に吹き付けても弾かれてしまい、いま一つ定着感に欠ける事。
それもそのはずで、水性のつや出し剤は基本的に屋内や車内のビニール、ラバー、プラスチック、グラスファイバー、合成皮革などの表面保護とつや出しを主な目的としており
屋外に晒されるタイヤへの使用はオマケ的な用途だからだ。
しかし、クレポリメイトの中にも屋外での用途にも強い耐久性を備えた油性の製品があることを知り、今回それを入手してみた。
それがスーパークレポリメイトだ。
ちなみに、スーパークレポリメイトの効能は以下の通り。
●高純度高分子ポリマーが作る強力な保護被膜が美しい光沢を出し、特殊バインダー成分が輝きと保護効果を長期間持続させます。
●UV吸収剤が紫外線による色あせやひび割れを防ぎます。
●使用後はベタつかず、帯電防止剤の働きでホコリや汚れをつきにくくします。
●においの残らない無香性。
（用途）
●自動車のダッシュボード、タイヤ、クロームメッキ部分の表面保護とつや出し。
●化粧合板、ビニール、プラスチック、ラバー、グラスファイバー、合成皮革などの表面保護とつや出し。
【使用できない箇所、および素材】
・ペダル、ハンドル、シフトレバー、タイヤの接地面、シート座席、ブレーキ・クラッチレバー、床、階段など滑ると危険な箇所
・吸湿性皮革、淡色系皮革、桐、白木、漆塗り部分、ニス塗り部分
・塗装面
以上となっている。
上記のメーカーによる説明には記述されていないが、ＵＶ吸収剤が含まれているからと言って、ポリカーボネイト製のヘッドライトには使用する事ができないので注意。
メーカーに問い合わせをしたところ、スーパークレポリメイトに含まれている成分が、ライトの表面にコーティングされているＵＶコート層に悪影響を及ぼす場合があるそうだ。
さて、このスーパークレポリメイトを実際に洗車後のタイヤに吹き付けてみると、明らかに水性の艶出し剤とはタイヤ表面への定着感が異なる点に気づく。
これまでの艶出し剤は、水性の白色の絵の具を水で溶いた液体を吹き付けたような感じであったのに対し、このスーパークレポリメイトは、いかにも油性の液体を吹き付けているかのように
しっかりとタイヤの表面に定着する。
そこからスポンジやウエスで吹き上げる事で、見事な光沢に包まれた艶が現れる。
水性の艶出し剤の場合、雨の中を一度走行すれば、あっという間に艶出し成分が落ちてしまうが、スーパークレポリメイトの場合は水をはじき、しっかりと艶出し成分が残っている点も凄い。
これは僕にとって最高のタイヤワックス（？）となりそうだ。
勿論、車内のダッシュボードにも使用できるが、結構な光沢感となる。
しかし、この艶の度合いが気に入るのであれば、内装にも最高の艶出し剤となると思う。
（記：2016年9月2８日）
↑スーパークレポリメイト吹き付け前。
↑スーパークレポリメイト吹き付け後。
タイヤの表面に弾かれる事なく、しっかりと表面に付着している。
↑ウエス等で拭き上げると、見事な光沢が現れる。
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